過去ログ - 上条「み、御坂さ〜ん」美琴「触んないでよ。」
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35: ◆jPpg5.obl6
2011/03/15(火) 23:57:04.13 ID:Kzy3KMCAO


らしくない自分を見たくない気持ちで、美琴はきゅーっと目を閉じた。

「……」


――――なんで何にも言わないのよ!


あぁ〜それより私が何言ってんのよ…って感じか。


もう、やだ…
恥ずかしい。



何の反応もない上条に不安になるが、この静けさにも耐えられない。


静まり返った部屋の少し重苦しい空気(私がそうしてしまったんだけど)を変えようと、美琴は当てのない言葉をつないだ。


「それで、その…‥そう思っ…た、ら…その…何も言えなく…なっ、て…」


声がだんだんとフェードアウトしていく。そして、美琴の言葉が完全に消えかかる前に、上条が動き出す。

ふわっと、ゆるい風にのって彼の匂いが近づいた。

美琴は、鼻をくんとならして…その匂いを確かめるように、自然と目をあける。





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