過去ログ - テッラ「『光の処刑』が完成しました。」
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821:1[sagesaga]
2011/09/29(木) 00:37:24.42 ID:ZokbPMWAO

苛立った調子で喋るその女性は、明るい髪色をしたセミロング程度の長さの頭髪に、少し厚めのコートを羽織っている、オシャレで綺麗な顔立ちをした女性だった。
しかし女性、麦野沈利はその綺麗な顔に皺を寄せて、苛立った調子を隠そうともせずに続けて言葉を吐く。


麦野「それ位しか能のない連中の癖して……回収し終わったらさっさとこっちに来いって言ったら、「妙な検問があって通れません」だと。ふざけすぎでしょ。下っ端の癖して」


苛立ちを露わにしながら喋る麦野に対して、白銀は話しかけられているのかすら定かではなかったが、しかしとりあえず言葉を返した。


???「…そんな事はこちらの預かり知らない事だ。関係ない」


まるで切って捨てるかのような発言に、麦野はピクリと動き、そして白銀の方に目を向けた。
その目は、殺意。
ドス黒い、本気の殺意。
本当に人を殺めた事のある人間しか出せない視線。

だが、白銀はその目線に臆する事はない。
自分も「そちら側」の人間だから。
故に白銀は、落ち着いて喋り出す。


???「まぁ、そんな事を言っても時間が戻ってくる訳じゃあないけどな。ここで言い合って争うより、歩いた方が賢明か」スッ


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