過去ログ - テッラ「『光の処刑』が完成しました。」
1- 20
823:1[sagesaga]
2011/09/29(木) 00:49:54.02 ID:ZokbPMWAO

麦野「別にどうでもいいでしょ、そんなの」


麦野がやる気の無さそうな声でぼやくと、しかし対する白銀は、更に気を悪くしたように語調を強めながら話した。


???「全く良くないなっ!!いいわけないだろ、私の「コレクション」を「それ」などと呼称するなど!!骨董屋のツボとは訳が違うんだぞ!!」


まるで駄々をこねるような白銀のむき出しの怒りに対して、麦野は面倒くさそうに溜め息をついた。
この『第四位』である自分がわざわざ他人の顔色を伺うなんて馬鹿馬鹿しいが……、しかし私達の作戦の要であるコイツの着ている「それ」を傷付けるわけにもいかない……。
面倒な二重苦が押し付けられている事をひしひしと感じた麦野は、適当な言葉を白銀に返しつつ、『新入生』との共同任務に早々に嫌気がさしていた。


???「大体さっきも、私のコレクションを「気味悪い玩具だとか言ってくれていたな!?いいか!?『駆動鎧』というのは私にとって……」

麦野「あーはいはい。そうですか。」


白銀が『駆動鎧』について語る間も、二人はこの人気のない路地をスタスタと進んでいく。
いつになったら『倉庫』につくのだろう。
そんな事を思いながら、麦野は隣で五月蝿く喋る白銀の『駆動鎧』を着た男をチラリと見た。


麦野(………面倒臭い男ね、シルバークロース・アルファ)ハァ


目の前にいる即興の『相棒』に早くも辟易しつつ、麦野は薄暗い路地を淡々と進んでいった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
849Res/506.84 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice