過去ログ - 上条「大覇星祭の予選まであと7日か……」
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849:1 ◆HZn49RRfHY[saga]
2011/03/26(土) 22:34:42.21 ID:Uw4rPrpF0
>☆街角のトラブル2 判定値=14
>14、13:「………」道路を見つめたまま立っている女の子が…って吹寄じゃねーか。


上条「……吹寄かアレ? あんなトコで何やってんだアイツ?」


と、上条さんが目を配った方向には見慣れたクラスメイト、
吹寄制理の姿があった。
その吹寄の格好はコレまたいつぞやの時と同様、放課後であるにも関わらず、
学校指定の体操服の上からパーカーを羽織ったモノである。


上条(……私服ってモン持ってねーのかよアイツは…?)


と、吹寄本人に聞かれたら、また睨まれそうな、
ちょっと失礼な小言を胸中で呟きながら上条さんは…


上条「よっ!」

吹寄「……上条?」

上条「そんな格好してるってコトはまたトレーニングですか吹寄さん?」

吹寄「……」

上条「…にしては道路なんか見たままボーっと立ってるだけに見えたけど…休憩中か?」

吹寄「……別にトレーニングじゃないわよ、それにボーっと立ってたワケでもない」

上条「はぁ…じゃお前こんなトコロで何してるの?」

吹寄「……何って交通量の調査をしてるだけよ、見て分からないの貴様?」カチリ カキカキ


と、吹寄は上条さんには目も合わせずに言う。
吹寄の手元を見れば成程。
彼女は道路に車が通る度に、手に持った計測機器らしきモノをカチリと押している。
そして時折気にかかったコトをメモしているのだろう、スラスラとノートにペンを走らせていた。


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