過去ログ - 上条「専属教師?」イボンヌ「(コクリ)」
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[saga]
2011/03/21(月) 04:10:34.76 ID:xPvyRjX60



「今日の朝食ゲーット!!」
「…………………………………!!!」

谷口はいつの間にか少女の頭に噛み付いていた。

勿論アマガミだろうが、猛獣だの肉食だの焼肉が大好物だのと聞かされた幼い少女にとっては、文字通り自分を捕食しようとする肉食獣にしか見えない。

それこそ死に物狂いで上条に助けを求める。

「いいもんね〜、肉食獣でも良いもんね〜、テンションの高さだけがとりえだもんね〜!!」
「…………………!…………!」
「もうやめとけって、本当に嫌がってるから……」

それでも呆れ半分で見ていられるのは彼女が本当は人畜無害(いや害は出ているかもしれないが)な元気娘だという事を知っているからだろうか。

「え〜どうしよっかな〜、折角のご馳走だもんな〜?」
「はあ……弁当のおかず1品」
「……僕も出すよ……」

乗った!と谷口が少女を手放す。

実はこのやり取り、結構日常的に行われていたりする。
食べ物(餌)で谷口(猛獣)を繰るあたり、上条が本当に猛獣使いか何かに見えてくるのだが、上条に言わせて見れば、餌で動いてくれる分、まだ良い方らしい。

「は〜い、皆さん席についてくださ〜い!」

上条が猛獣を大人しくさせた直後、小学生にしか見えないクラス担任の月詠小萌が入ってきて、ものの数秒でクラス全員が席に着く。

少女は心細いのか、上条の席に身を寄せる様に座った。
ここまで先生に優しい(全体的な意味で)クラスもそう無いだろう。

まあ実際はちびっ子小学生(に見える)を泣かすわけにはいかないと言う、小萌が聞いたら怒しだしそうな(怒った姿も小学生のそれにしか見えないが)理由だったりする。

「さてさて、皆さんそろってますね今日はビッグニュースがあるので……って」




「イボンヌちゃん!?」




小萌が少女を見て声を上げる。少女はやっと落ち着いたのか、富士に貰ったオレをストローでチュウチュウと飲んでいた。

(イボンヌ……外国からの留学生か?)

やはり小萌先生の知り合いだったのだろうか?だったら職員室に連れて行くべきだったかもしれない。
少なくとも谷口の被害には遭わずに済んだ筈だ。と上条は思う

この後

なんで最初に職員室に連れて行かなかったんだチクショーーーーーーーーー!!不幸だああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!


と、声を荒げるような事態になることになろうとも知らずに。

「小萌。この娘、このクラスにお兄サンかお姉サン捜しに来たらしいんだけど……何か知ってる?」
「なに言ってるんですか、その娘は……いえ、その方は…………」






「伝説の天才教師・イボンヌ先生なのですよ!!」






大絶叫がクラスを包む中、少女は我関せずといった様子で、オレを飲み続けていた。


「て言うか何教えるんだよ!?」




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