過去ログ - 「――――心に、じゃないのかな?」<br>
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[saga]
2011/03/15(火) 22:05:37.09 ID:tGm9G5tAO


その日、学園都市に雷が落ちた。


自然的に発生するには余りにも強大で、しかも少女には引き起こせるはずの無い程強大なその稲妻は、一片の容赦もなく学園都市に振りかかる。

それは学園都市の一部を削り殺し、これから起こる物語の幕をあげた。

魔術師達が入り込み、1人の少年が少女と出会い、少女に助けられ、しかし少女を助けられなかった少年が闇に身を堕とす。

そんな下らない物語の幕を

「―――――アハッ♪」

少女が笑った。とても愉快だと言わんばかりに、驚喜が混じったその声で、

少女は唇を歪めて笑った。その姿はかつての少女を知るものは怯え、はたまた否定するだろう。醜悪ささえ感じるその笑みで、

「――――アハハッ♪」

血にまみれた一歩を踏み出す。

それは闇へ至る始めの一歩。

それは学園都市を崩壊へと導く終わりの一歩。




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