過去ログ - 「――――心に、じゃないのかな?」<br>
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35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)
2011/03/16(水) 17:25:07.37 ID:asCXElMAO
滝壺理后。

能力追跡<AIMストーカー>

大能力者<レベル4>

この数日、アイテムが昼夜を問わず、執拗にスクールの襲撃を続けて来れたのはこの能力者がいたからだ。

ベッドに腰掛け、学園都市を眺めながら垣根帝督はそう言う。

裏を返せば滝壺理后がいないならアイテムはスクールの居場所を特定する事が出来ない。追跡を続ける事が出来ず、追撃を開始する事が出来ない。

垣根「上の奴らも滞空回線の存在は知られたく無いだろうしな」

だから迂闊に垣根達の居場所を伝える訳にもいかない。滝壺理后無しでの追跡が続けられるとなれば、麦野沈利も絡繰りに気付くだろう。

この街の絡繰りに。

心理定規「……でも、確か滝壺理后はまだ生きてるはずだけど」

垣根の言葉を聞き、持ち上げた上半身を起こした。豪奢なドレスを引っ張り、後ろへ下がり壁にもたれる。手持ち無沙汰だったので、尻に敷いていた柔らかい枕を抱きながら、

心理定規「それに――」

続けた言葉は、そもそもの疑問。根本的な疑問。心理定規がここ数日抱いていた違和感。

心理定規「何故私達はアイテムから逃げているのかしら?」




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