過去ログ - インデックス「…キスするしかないんだよ、とうま」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/16(水) 16:29:47.83 ID:Lpc0eO/DO


スーパーの袋の中には他にも百円アイスが山盛りに入っていて、アイスだけを分けた袋はインデックスが持ち歩いていた。やがてごくんとアイスを腹の底へ押し込んだインデックスは、その切実なその願いを、上条へと打ち明けた。


以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/16(水) 16:33:39.30 ID:Lpc0eO/DO


腹が減ったら食う!我食う故にハラヘリ(?)のスタンスを貫く我が家の経済事情などこれっぽちも考えない腹ぺこシスターさんは、可愛らしく地だんだを踏んで上条に対して自身の食に対する精一杯の抗議をし始める。一方の上条はオゥ日本語ワカリマセーンと外人ばりに肩を竦めて馬耳東風、財布の紐はそう簡単には緩めない。

「むーー…!」
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/16(水) 16:35:42.09 ID:Lpc0eO/DO


「いいもん!…とうまのバカ!」

インデックスはそんな捨て台詞を吐いて、上条達が暮らす学生寮とは正反対の方向へ走り去っていってしまった。こうなると二、三時間は帰ってこない。まぁ昭和の子供よろしく腹が減ったら心も折れるインデックスなので特に追いかける必要もなかったが。
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/16(水) 16:37:15.72 ID:Lpc0eO/DO


「あ、かみじょーとうまだ!」

寮の玄関に着くとドラム缶型の清掃用ロボットの上にちょこんと座ったメイドがくるくるくるーとこちらに向かってきた。
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/16(水) 16:41:38.54 ID:Lpc0eO/DO


「よぉ、土御門ならいないぞ?」

「知ってるぞー、何処へ行ったかまでは知らないけどなー」
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/16(水) 16:45:04.55 ID:Lpc0eO/DO


「今日はかみじょーとうまに兄からのお土産を持ってきた、ほい」

「…って帰って来てたのか、土御門?」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/16(水) 16:47:29.23 ID:Lpc0eO/DO


「おーさんきゅ、後で適当にお礼と食った感想でも伝えとくよ」

「じゃー私は用があるからこれで失礼ー」
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/16(水) 16:50:03.49 ID:Lpc0eO/DO


(後でインデックスと二人で食うか)

これでインデックスの機嫌が直ってくれればいいのだが…、などと淡い期待を持ちながら上条は、今日の夕飯の支度をするべく重たい両手を引きずりいそいそと住み慣れた自分の部屋のドアノブに手をかけた。


19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/16(水) 16:52:36.08 ID:Lpc0eO/DO


ーー


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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/16(水) 16:55:55.88 ID:Lpc0eO/DO


「なんでしょうか?とミサカはやや怪訝な顔をしながら聞き返してみます」

「そんな物騒な頼み事じゃないよ」
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21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/16(水) 17:01:13.39 ID:Lpc0eO/DO
そういうことですか、と了承の意を示した御坂妹はカエル顔の医者からお金を貰い(釣銭は好きに使ってよいとの事だった…この一言が御坂妹の気持ちを前向きにさせた)勢い勇んで病院を飛び出した。

「今日は身体検査に外部の協力機関の元へ行く日だからね。あまりふらふらと寄り道しないで真っすぐ帰ってくるんだよ?」

身体検査。
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