過去ログ - インデックス「…キスするしかないんだよ、とうま」
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41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/16(水) 18:24:13.00 ID:Lpc0eO/DO


御坂妹は、今もまだ、姉との会話が頭から離れなかった。

そういえばもう随分彼とも会っていないな、とマンガに出てくる恋する少女の気分を味わってみる。
以下略



42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/16(水) 18:25:45.98 ID:Lpc0eO/DO


「君と一緒に『外』へ出る筈だった人間が急病でね、出られなくなってしまったみたいなんだ」

ーーそれは、何を意味するのだろう。
以下略



43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/16(水) 18:27:30.04 ID:Lpc0eO/DO


「もしも不安なら、誰か君の知っている人間に同行してもらうといい。幸い、飛行機のチケットは二枚あるからね」

「同行ーー…」
以下略



44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/16(水) 18:29:05.75 ID:Lpc0eO/DO


ーー


以下略



45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/16(水) 18:32:17.56 ID:Lpc0eO/DO


ーーそして十分後。事情を聞いた上条は、

「行くのはやぶさかでもないけどさ、今からか?」
以下略



46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/16(水) 18:33:58.10 ID:Lpc0eO/DO


ーーそして、現在。
無人のタクシーは、上条当麻と御坂妹、二人を乗せて目的地へとひた走る。


47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/16(水) 18:36:28.71 ID:Lpc0eO/DO


(インデックスのやつ、どうしてるのかな…)

上条はやはり、インデックスの事が心配だった。ドアの鍵は開けておいたので閉め出される事はない。物盗りに持って行かれるような高価なモノも持ってはいない。それでも。
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48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/16(水) 18:37:37.69 ID:Lpc0eO/DO


ずずず…と御坂妹。ポケットティッシュでも持っていればよかった…と上条は後悔した。しかし、

「あ、ほら御坂!ティッシュあるぞ」
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49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/16(水) 18:39:43.24 ID:Lpc0eO/DO


「……?」

御坂妹は鼻をかんだ事がないらしかった。ティッシュをハンカチのように指先で掴んで恐る恐るといった感じで広げている。
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50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/16(水) 18:41:33.90 ID:Lpc0eO/DO


「…そうだ御坂!チョコ食べるか、チョコ!」

そう言うと上条は、足元から真っ赤な包装紙に包まれた筆箱くらいの大きさの箱を取り出した。
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51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/03/16(水) 18:42:54.83 ID:Lpc0eO/DO


「じゃあ……ほい」

べりべりと包装紙を破き、板チョコだったものをぱきっと割ってから御坂妹に渡す上条。
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