868:『究極生物編』:第14話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/03/30(水) 20:35:09.54 ID:VIsGnr+d0
青髪ピアス「腹立つやろぉ〜〜〜」
青髪ピアス「そーいうボクの所も…連中のせいで研究が妨害されて困っとんねん」
青髪ピアス「それに聞いた所やと…あんさん、暫く暇が出来るんやろ?」
青髪ピアス「やったら…一緒に『第二位』とその一味を潰さへん?」
一方通行「…………」
―――『一方通行』は考える。
明らかに自分の事を利用しようと言う魂胆は丸見えだが、
『実験』を邪魔された『苛立ち』のぶつけ場所に困っていたのもあれば、
格下の分際で、ちょろちょろと賢しく動き回っているいう『第二位』にも腹は立った。
ならば良かろう。『学園都市最強』の人間として、不遜な『格下』に、
この街の『秩序』ってヤツを、誰が『上』で誰が『下』かを叩き込みに行くのも悪くは無い。
一方通行「はっ…いいだろうよ」
一方通行「てめェみてーな三下風情の口車に乗せられるのは癪だが」
一方通行「生意気なチンピラは…御望み通り愉快な死体に変えてやンよ」
青髪ピアス「ひゅぅ〜〜〜…しびれるぅ!」
青髪ピアス「流石は『第一位』さんやぁ!話が解るぅっ!」
一方通行「で、だ」
一方通行「テメェ…その例の『垣根帝督』の居所を知ってンだろうなァ?」
青髪ピアス「当然やねん」
青髪ピアス「それを教える為にも…ちょっとボクの後ろを着いて来てくれへん?」
―――こうして『第一位』と『第六位』の『上辺だけの共闘』は成った
―――『第六位』の少年は、胸中でほくそ笑む。
青髪ピアス「(『毒』は『毒』を以て)」
青髪ピアス「(最後に立っととるのはこのボクや)」
青髪ピアス「(どいつもこいつも…ボクの為に死ねばいいんや)」
青髪ピアス「(ボクは多くの事は望みはせんのや)」
青髪ピアス「(ボクと上ヤンの…今まで通りの平穏な関係を)」
青髪ピアス「(そんなちっぽけな世界だけを守れればそれでエエねん)」
青髪ピアス「(それすら邪魔しよってんなら―――)」
―――『青髪ピアス』…『■■■■』は再びほくそ笑む
青髪ピアス「(容赦なんてせえへん…皆闇の底に沈めて、無かった事にするまでや)」
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