過去ログ - まどか「腹パン少女ひとみ☆ヒドカ・・・?」
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県)
2011/03/16(水) 23:02:12.27 ID:tE3xPLqNo
何度も挫けそうになりました。何度も涙を流しました。
特に束ねた竹に腹パンをする貫き手の修行がつらく
指なんていっそ無くなってしまえばいいなんて何度も思いました。

しかし、次の日には、こう思ってるんです。
“ああ。腹パンを極めたい”。

積み重ねた修行の分だけ強くなる。
まどかさんの苦悶の表情の数だけ強くなる。
それが“腹パニスト”・・・。

「志筑仁美・・・そいつの言う事に耳を貸しては駄目」

フラフラしつつも、立ち上がるほむらさん。
むむ・・・なんという回復力。
やはり彼女はタダ者ではないようですね。

「おっと・・・まぁいいさ。仁美。君は必ず僕と契約する事になるよ、いつかね」

そう言うとその生き物はトテテ、と走り去って行くのでした。
一体何だったのでしょう。今日は不思議なことだらけです。

「保健室・・・行きます?」

「触らないで。あぁ・・・まどか・・・痛い・・・助けて・・・まどかまどかまどかまどか・・・」

戦いとは虚しいもの・・・。
勝利しても悲しいもの・・・。
腹パンは呪われている。
そして同時に腹パニストも呪われている・・・。
しかし呪われていると知っていながら、この腹パンを極めるというゲームからは誰も降りようとはしない。
もちろん私も。他の腹パニスト達も・・・。

私は一筋の涙を流し、そして夕陽に向かって去っていくのでした。
拳に残っている、柔らかいほむらさんのお腹の感触を噛み締めながら。


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