過去ログ - まどか「マスクドライダーシステム?」
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26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/03/17(木) 22:06:35.61 ID:WXf83O/p0
鹿目まどかは夢を見た――

白と黒のモノトーンの屋内。
何故かとても急がなければいけない気がして、自然と走りだしていた。
やけに広い。 道も入り組んでいて、大きなホールもある。
けれど道に迷うことなんて無くて、まるで目的地があるかのように
一心不乱に駆けていった。

やがて階段にたどり着くと、ゆっくりと登っていく。
階段を登り終えると、そこには大きな扉。
やけに重いその扉を開けると、そこには底知れぬ絶望が広がっていた。

地面は割れ、空は曇り、雲は異常な速度で流れていく。
高層ビルは破壊され、空中を漂い、お互いにぶつかっては崩れていく。
その中でもとりわけ異質な、宙に浮く巨大な歯車。

それは何もかもを奪っていく悪夢。
世界の終りを想像させるような光景。

そしてそれに立ち向かう、たった一人の見知らぬ少女。

少女は果敢に挑み行く。 
が、敵はあまりに強大で、少女はすぐに追い詰められていった。

ビルに叩きつけられ、光線に身を飲まれ。
少女は遂に力尽き、倒れこんでしまう。

「ひどいよ……こんなのあんまりだよ……」

自然と言葉が溢れる。 それほど、目の前の光景は凄惨で、信じがたい物だった。

「――まどか、運命を変えたいかい?」

不意に、そんな言葉が聞こえた。
足元に目をやると、そこには見知らぬ白い動物がいる。



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