過去ログ - まどか「マスクドライダーシステム?」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]
2011/03/17(木) 01:45:17.79 ID:WXf83O/p0
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今回も、駄目だった。
まどかは魔法少女になり、キュゥべえと契約した。 その力は今まで彼女が
目にしてきたまどかの中でも飛び抜けていて、『ワルプルギスの夜』すら
一撃で葬り去るほどだった。
だが、魔法少女になるということは、つまり
魔女になるということでもある。
まどかは最強最大の魔女となった。
為す術も無く蹂躙されていく人々に、もはや興味などない。
もうこの先に希望など無い。
ならばまた、やり直すまで。
そう思った時、彼らはやってきた。
青色の戦士。緑色の戦士。水色の戦士。
彼らは勇敢に戦った。
最強の魔女相手に、善戦したと言っていいだろう。
一人は剣で、一人は自らの足で、一人は銃を使って魔女との戦いを繰り広げていく。
だが、はじめのうちは易しかった魔女の攻撃は段々と激しく、強くなっていった。
対して、戦士達の攻撃は、気休め程度にしかならない。
やはり駄目だった。 と、少女は思う。
魔女の強力な力によって、一人、また一人と倒れていく戦士達。
「君は何故戦わないんだい? 彼らと一緒なら、もしかしたら
どうにかできたかもしれないのに」
近くでそれを眺めていた白い生物が訊ねてくる。
戦場から目を離し、その生き物に向き直り、答える。
「いいえ――」
「私の戦場は、ここじゃない」
元々、戦士達が魔女を倒すかどうかは関係無いのだ。 彼女が魔女に
なった時点で、目的は達せられなかったことになるのだから。
左手の装備を稼働させ、少女はまた歩き始める。
再び彼女と出会い直すため。 今度こそ彼女を救うために。
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