過去ログ - まどか「マスクドライダーシステム?」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[saga]
2011/03/19(土) 11:32:17.93 ID:u6WK6D8m0
「さやかちゃん、走るの速いよ……」
結局、まどか達がさやかと合流するのは、教室の中になってしまった。
さやかも得意げな『ドヤ顔』になっている。
「あー、ごめんごめん。 加賀美の反応があまりに面白くってさー!」
「もうっ! 加賀美さん結構怒ってたよ?」
「大丈夫大丈夫。 どうせ明日には忘れてるって!
毎回そうだし」
あっけらかんと宣言するさやか。
その様子を見て、まどかは溜め息を吐いた。
「はぁ……なんか二人とも、いっつも同じやりとりしてるよね……
よく飽きずにやるよ……。 あ、先生入ってきた」
時計を見ると、すでにホームルームの時間となっていた。
「お、じゃあ席戻るとしますか。 って言っても、まどかの一個前なんだけど」
「そうですわね」
ホームルーム開始のチャイムがなると、担任教師がおもむろに話し始める。
「今日は皆さんに大事なお話があります。 心して聞くように!」
担任はすうっと息を吸うと、凄まじい声量でまくし立てた。
「目玉焼きとは、半熟ですか!? かた焼きですか!? はい、中澤くん!」
「えぇっ!? えっ……と。 どっちでもいいんじゃないでしょうか……」
「その通り! どっちでもよろしい!
たかが卵の焼き加減で、女の魅力が決まると思ったら大間違いですっ!」
担任は感情が高まったのか、遂に持っていた指し棒をへし折ってしまう。
小気味のよい音をならして折れ曲がった指し棒を見ながら、さやかはまどかにひそひそと
話しかける。
「やっぱり駄目だったんだ、新しい彼氏と」
「あはは……」
その間にも、担任はガミガミと大声でしゃべり続けている。
よほど鬱憤が溜まっているようだと、生徒一同で感じとっていた。
そんな教室に、急に入ってくる男性が一人。
いかにもなスーツを着込んでいる男性の首には、『研修』と書かれた札がかけてあった
「……話が長いぞ」
「て、天道さん!?」
「うっそ、マジ?」
その男を見たまどかが、驚きの声を上げる。
後ろのさやかも、同じ反応をしていた。
「あ、天道先生。 卵の焼き加減は――」
もはや暴走状態となっている担任は、天道にも同じ質問をしようと
するが、途中で遮られる。
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