過去ログ - まどか「マスクドライダーシステム?」
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51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/03/19(土) 11:34:15.15 ID:u6WK6D8m0


休み時間に入ると、ほむらは真っ先に女生徒に囲まれた。
転入生の宿命、質問攻めである。
ほむらはある程度それに答えると、突然立ち上がった。

「ごめんなさい……ちょっと気分が悪いから、保健室に行かせてもらってもいいかしら」

ほむらがそういうや、周りの生徒は皆して案内役を申し出る。
しかし、ほむらは全て断ると、別の席でさやか達と雑談していたまどかのもとへと歩み寄る。

「鹿目まどかさん。 あなたが、このクラスの保健係よね。
 保健室に連れて行ってくれないかしら」

「あ……うん」

まどかは戸惑いながらも了承し、二人で教室を出た。

ほむらと共に保健室へ向かう廊下を歩く。
まどかが案内すると言いつつ、先導するように歩くのはほむら――
何故か彼女は何の迷いも無く廊下を歩いて行く。 
まるで予め道筋を知っているかのように。

まどかはオドオドしながら、ほむらの後ろに付いて行く。

「あ、あの……その。 私が保険係だって、どうして……?」

「天道先生から聞いたわ」

そう言われるとまどかは得心が行ったのか、苦笑いを浮かべた。

「あはは……そ、そうなんだ……。
 あ、て、天道さ――先生はね? あんな感じだけどいい人……だから。
 ……担任の早乙女先生もだよ?」

「……そう」

ほむらは一言だけ応えると、あとは無言で進んで行く。
時折まどかが話しかけても、一切返してこない。

「あ、あの、暁美、さん?」

「ほむらでいいわ」

「ほ、ほむら……ちゃん?」

「……何かしら」

きちんと名前を呼ぶと、一応は返事をしてくれる。
そうわかると、まどかは何とかして話題を探す。

「え、っと、か、かわった名前だよね!」

ほむらは答えない。
名前というのは何分コンプレックスになりやすいものだ。
怒らせてしまったのだろうか。

「いや、その……変な意味じゃ無くてね? か、かっこいいなあ、なんて……」

ほむらが突然振り返る。
まどかがびくんと肩を震わせ、どんな怒りの言葉が飛んで来るのかと
怯えた瞳でほむらを見た。

だが、その口からは突拍子も無い言葉が出てきた。

「……鹿目まどか」

「は、はいっ」

「……あなたは、自分の人生を尊いと思う?
 家族や友達を、大切にしてる?」

怒られるものと思っていたまどかは、多少安堵しつつも、
質問の意味をはかりかねていた。



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