過去ログ - 紬「タックマン?」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/03/17(木) 04:18:05.86 ID:LjwDMhJO0
日本 琴吹邸 地下

紬「斉藤。実戦テスト完了よ」

斉藤「バトルスーツの感触はいかがでしたか、お嬢様」

紬「まずはクリア、といったところね。最初の相手がよかったわ。この段階で『変異種』とやれるなんて」

斉藤「お嬢様、変異種と戦ったのですか!?」

紬「そうよ、適当なチンピラでは、たとえ銃を持っていたとしても、素手で殲滅できてしまうわ。スーツを着た意味は変異種への対策。それ以外ないわ」

斉藤「スーツに防弾、防刃、耐熱、対衝撃性能をつけるだけではなく、マントに高エネルギー兵器耐性をつけたのはそういう意味でしたか」

紬「身体から『ブラスト』と呼ばれる高エネルギー収束光線を放つ変異種は多くいると聞いたわ。予想が上手く行ったわね、そのマント、なかなかよ」

斉藤「お嬢様……。私はお嬢様の成し遂げたいことをサポートするとは言いましたが、お嬢様の命を危険に晒すことは――」

紬「――それ以上は許さないわ、斉藤」

斉藤「失礼しました」

紬「斉藤、今の私にとって生きるということは、戦うことなのよ。きっとあなたには理解できないだろうけど」

斉藤「はい。私は、お嬢様には平和な世界で笑っていただきたいと常に考えております」

紬「それは、あなたが光の世界の住人だからよ」

紬(光の世界――。そういえば、今日襲われていたあの子、鈴木さんだったかしら。確か、高校の後輩だったわ)

思い出してしまう。あの時のことを。幸せだったころのことを。

紬(けいおん部の、放課後ティータイムの皆は……。唯ちゃんは、今、どうしてるんだろう)

彼女らは、まだ光の世界の中で笑っているのだろうか。


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