119:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[sage saga]
2011/03/24(木) 05:52:25.58 ID:R5eHM0g7o
日本 琴吹ビル
憂「……!」
階段を上っている最中、突然憂の動きが止まる。
澪「どうした、憂ちゃん」
憂「私の能力が、消えました……」
澪「え……一体、何が!?」
憂「わかりません。何か、恐ろしいことが……」
階段を上りきり、最上階のひとつ前に到達する。ここにももう敵はいない。
澪「階段はもうないぞ、どうやって上にいけば……」
憂「専用エレベーターがあるみたいです。あそこ、見てください」
二人は専用エレベーターに乗り込むが、パネルを見て少しだけうなだれる。
憂「6桁のパスワードが必要……そんな、これじゃあ」
完全なノーヒント。加えて、手当たり次第に入力してはロックがかかる仕様だろう。
澪「いや、まだだ」
澪は認証パネルに「199172」と打ち込む。
すると、パネルには「CLEAR」と表示された。
憂「どうして……」
澪「ムギの誕生日なんだ」
憂「そうか、紬さんの……」
ここから繋がっているのは琴吹産業の社長室。つまり紬の父の仕事部屋だ。
彼の死後は保存され、使用者が居ない。つまり、パスもそのままの可能性があった。
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