過去ログ - 紬「タックマン?」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/03/17(木) 04:14:54.65 ID:LjwDMhJO0
日本 琴吹邸

斉藤「どうぞ、お嬢様」

メイド達「お嬢様、お帰りなさいませ!」

紬「これは……」

斉藤「かつての状態を保っております。皆、お嬢様がいつお戻りになられてもよい様、常に備えておりました。どうぞ中に。お食事をご用意いたします」

斉藤に連れられ、ダイニングへ。大きな机の最も奥の席へと導かれる。ここは琴吹家当主。かつて父が座っていた椅子だ。
さらに斉藤は書類を持ってきて紬に見せた。

斉藤「会社と、旦那様の持ち株は全て私が管理しておりました。旦那様の個人資産も、全て私が。これらはもちろん、お嬢様の意のままにお使いください」

紬「斉藤、あなたは……」

斉藤「お嬢様は、何かを成し遂げようとしているのでしょう? ならば、それを最大限補佐するのが私の役目です」

紬「そう……。斉藤、ご苦労様」

斉藤「琴吹グループ会長は現在暫定的に私が勤めておりますが、お望みならいつでもお嬢様にお譲りいたします」

紬「それはまだかまわないわ。しばらく表の世界に出る気にはなれないから」

斉藤「そうですか」

紬「斉藤、早速だけれど少し頼みたいことがあるの。琴吹には応用科学部門があったわね。自衛隊向けに防弾器具などを開発している」

斉藤「左様で」

紬「強化服が欲しいの。体格や顔を隠して、防御力を高めるものが」

斉藤「強盗でもするおつもりですかな?」

斉藤がいたずらっぽく言うが、紬は全く笑わずに応える。

紬「その逆よ。いうなれば……正義のヒーローといったところかしらね」


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