過去ログ - 紬「タックマン?」
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89:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[sage saga]
2011/03/22(火) 05:26:51.75 ID:A0O8EXjso
日本 桜が丘 週刊さくら編集部


澪「どうしてですか! 誘拐をこの目で見たんですよ!」

編集長「秋山。もう一度言う。この件からは手を引け」

澪「できません。親友の命がかかっているんです。警察も動かず、メディアも取り上げない。なら私たちが――」

編集長「やめろ。わかっているだろう、警察も、メディアもいまや黄金の犯罪はタブー視している」

澪「ならなおさら週刊さくらがやるべきです! このままじゃなにも変わらない!」

編集長「無理だ。あれは金で買える力じゃない。恐怖だ。黄金にいつ破壊されるかわからないという。この会社も……」

澪「……なら、この件は私個人で動かせてもらいます」

編集長「やめろといっているだろ! 私は会社の都合だけで行っているんじゃない、秋山、お前の命だって」

澪「すでに親友の命のかかった戦いです!!」

編集長「……!」

澪の怒号は編集部全体に響き渡った。
いままで控えめだった秋山澪のこんな姿は誰もが始めて目にしたのだ。

澪「失礼します」

澪はきびすを返し、週刊さくら編集部を後にする。
この時代に正義はない。大きな力に、正義に頼ることはできない。
だから戦わなければならない。自分自身の力で。


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