過去ログ - シャロ「T2ガイアメモリ……?」 (探偵オペラ ミルキィホームズ×仮面ライダーW)
1- 20
423:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/08/04(木) 02:44:40.95 ID:Hg4ED/GQo
……

…………

………………

 そうして事務所を飛び出した小林は単身ドーパントへ挑み、現在の窮状に至った。
 ていとえんに出現した怪人――ドーパントは二体。それが誤算だった。
 Wとしては初となる一対二の構図に、予想以上に苦戦を強いられたのだ。
 ヴァイオレンスの強靭な肉体に打撃を阻まれ、アイスエイジの強力な凍結能力にはヒートさえ敵わなかった。
 そして全身を凍らされたWは、処刑を待つ罪人のようにただ立ち尽くすのみだった。

ヴァイオレンス「さァて……これでお終いだな!」

W(小林)「くっ……!」

 鉄球状の右手を振りかざすヴァイオレンス。
 万事休す――しかし、その時。

アイスエイジ「……ン?」

 奇妙な音が聞こえた。

W(小林)「これは……」

 それは、重く、鈍く、甲高い音。
 まるで、とても重い金属のようなものが引き摺られているような音。
 ゆっくり、ゆっくりと近付いてくる。

ヴァイオレンス「何だァ?」

 音が大きくなるに連れ、別の音も混ざり始める。
 音――ではない。
 声だ。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
435Res/317.19 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice