過去ログ - シャロ「T2ガイアメモリ……?」 (探偵オペラ ミルキィホームズ×仮面ライダーW)
1- 20
44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/19(土) 02:29:14.17 ID:r7NDOP5ro
 小林が聞いたのは、確かにネロの声だった。
 しかしそれは、テレパシーのような他の二人の声とは違い、直接自分の耳に届いた。
 それも、まるで彼女がすぐ隣にいるように。

???『ごめんごめん、ちょっと今頭の中がぐっちゃぐちゃで……』

???「ぐっちゃぐちゃって……ネロ、一体何がどうなってるんだ!? キミは無事なのか!?」

???『ん、僕は全然平気。なんかね、ドライバーにメモリを挿したら意識も一緒に転送されちゃったみたい』

???「転送? どういう事だ……キミは何故それが理解出来るんだい?」

???『ヤだなぁ小林。僕のトイズが何か、忘れちゃったわけじゃないよね?』ピコン!

 ネロの言葉に呼応してか、右半身に不思議な感覚が芽生えた。
 電流が走るような痺れ。この感覚は、そしてネロの言葉の意味は――

???「!」

???「ダイレクト……ハック……」

???『そ。この姿になった瞬間、僕の中のトイズが一気にパワーアップしたのを感じたんだ』

???『そしたらこのドライバーや、メモリに関する情報が一気に頭の中に流れこんで来て、ちょっと混乱しちゃったけど……』

???「混乱って……平気なのかい?」

???『今はもう大丈夫。いきなり全部は理解出来ないけど、データを整理して検索出来るようにしておいたよ』

???「そうか……それで、この姿は一体?」

???『うん、それは僕も一番に閲覧した。これは、ドーパントと戦う為の力を最大限に発揮する姿。その名も――』

 サイクロン。ジョーカー。
 二本のメモリに刻まれたメモリー。
 その中で最も濃く、深く、刻まれた名前。
 それは――

???『――ダブル。仮面ライダーW!』


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
435Res/317.19 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice