過去ログ - 初春「垣根さん!新しい服ですよ!」垣根「しま○らはやめろよ!」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/18(金) 13:42:47.44 ID:6x1aqE5IO
初スレ初SSです
地の文有り

禁書原作と超電磁砲漫画は既読ですが、超電磁砲アニメは未視聴です

ここ間違ってるよー、とかこれはねェよってところがあれば教えていただけると嬉しいです
いろいろ至らないところもあると思いますが、よろしくお願いします




2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/18(金) 13:44:22.23 ID:6x1aqE5IO
その薄暗い部屋の中には巨大な培養器とそれに繋がるいくつかの機械があった。
ゴポゴポと音を立て気泡を発生させるそれの中には、10歳前後の少年がぷかぷかと浮かんでいる。

色素の薄い髪、幼いながらも端正な顔立ち。町を歩けば殆どの人間が彼のことを美少年だと評するだろう。

以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/18(金) 13:45:12.53 ID:6x1aqE5IO
少年の浮かぶ培養器の他に、部屋の中には白衣を着た男がいた。
男の腹部からはどくどくと血が流れており、今にもその命は終わりを迎えようとしている。

男は朦朧とする意識の中、培養器に繋がれた機械へと手を伸ばした。

以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/18(金) 13:45:55.33 ID:6x1aqE5IO
血の流れる腹部を押さえながら男はモニターを操作する。
まだ製造途中であるが、そんなことは言っていられない。
常識の通じないことを豪語するこの男のことだ。そのくらいどうとでもなるだろう。

男は半ば投げやりになりながら実行のキーを押す。
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/18(金) 13:46:33.60 ID:6x1aqE5IO
ゲラゲラと嗤いながら絶命していく男の傍らで培養器から放り出された少年は、ゆっくりと目を開き、辺りを見回した。
死に行く男と、水浸しの自分。そもそもここはどこなのだろう。
何一つ理解できないまま少年は自分の体に視線を落とした。その目が大きく見開かれる。

「なんだ……、こりゃ……」
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/18(金) 13:47:18.30 ID:6x1aqE5IO
***

首を回すとゴキり、とおっさんのような音がした。
女子中学生としてこれはいかんだろう、と初春飾利は寮へと続く道をひとり歩きながら考える。
風紀委員としての業務は大変だがやりがいがあるし、自分も誇りをもって行っている。
以下略



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