過去ログ - 「――――心に、じゃないのかな?」<br>
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798: ◆v2TDmACLlM[saga]
2011/08/27(土) 23:08:47.24 ID:JoJqfXO40



浜面「ッ!」

どこからか聞こえた猫の鳴き声に、振り返る。そこは通路の先の、曲がり角。


浜面「――――」


それは後ろ姿だったが、そこにあったのはいやでも目立つ忘れ様のない黒と赤。

漆黒の修道服を纏い、炎のような髪を揺らすソイツがいた。

浜面「ステイル=マグヌス……!」

何かを拾っているのか、その場にしゃがみ込んでいた炎の魔術師はすぐに立ち上がり、曲がり角に消えていく。

気付けば足は奴を追いかけていた。

浜面「なんで……ッ!」

なんでアイツがここにいる。

インデックスは救われた。少女を狙っていた魔術師にとって、もはやこの街にはなんて用はないはずだ。

言ったのに。姿を消せと、自分とインデックスの前から消えろと。

まだ、インデックスを諦めきれないのか。

浜面「……ッ!」

魔術師を追いかけ、角を曲がって、

浜面「…………」

そこにステイルの姿はなかった。



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