過去ログ - 「――――心に、じゃないのかな?」<br>
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◆v2TDmACLlM
[saga]
2011/08/27(土) 23:48:57.13 ID:JoJqfXO40
浜面「…………」
コツ、と。コーヒーカップをテーブルに置き、立ち上がる。
よろけながらも、ドアを開けた。小さな鳴き声をあげて、猫が飛び出していく。
木山「心配せずとも、助かるさ」
浜面「……気休めはやめてくれ」
木山「もし目覚めなくても、あの少女は心配ないだろう。
君でなくとも、きっと誰かがあの子の為に走り回る」
浜面「……アンタみたいにか」
くすっ、と軽い笑みが聞こえた。
木山「あぁ、なにをしてでも助けるよ。私ならな」
浜面「何を、してでも……」
繰り返したのは、その言葉を言い放った木山晴生に、それほどの覚悟と気迫が感じられたから。
振り返ってその目で見た表情は、決意に満ち満ちていた。
木山「そう、なにをしても。さ……例え――」
ただ、
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