過去ログ - 「――――心に、じゃないのかな?」<br>
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93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[saga]
2011/03/30(水) 11:16:45.41 ID:J6kr9/nAO
麦野から放たれる殺意を含んだその視線に、絹旗最愛が真っ向から睨み返す。

這いつくばる浜面仕上を挟み、互いに必殺を抱きながら向かい合う2人の少女。

麦野「――――ッ」

閃光を撃ち出そうと腕を振りかぶったのは麦野だった。避けられない浜面仕上を狙い、その死を放つ。

絹旗「――ッ」

ガゴォッ、と極太の閃光が貫いたのはアスファルト。砕けた破片が、舞い上がる。

浜面「痛ッ!」

絹旗「超我慢してください浜面ッ、死にますよ!?」

麦野「ハッ、んなボロクズ庇って私とやるつもりか絹旗ァ!!」

自分の倍はあるであろう浜面を軽く背負い、絹旗最愛は後方へ駆ける。浜面に放たれた閃光を器用にも避けきり、麦野、麦野沈利と一定の距離を取る。

絹旗「ハッ――ハッ――」

額には汗。当然だ、背には手負い、本気の殺し合いとまではいかないとは言っても対峙しているのは超能力者。

学園都市の第4位。原子崩し<メルトダウナー> 麦野沈利。

絹旗「…………」

自分が適う相手ではない。




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