過去ログ - 「――――心に、じゃないのかな?」<br>
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95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸)[saga]
2011/03/30(水) 11:19:07.18 ID:J6kr9/nAO
麦野「私達が何か、分かってるよな?」

絹旗「…………」

麦野「決まり事ぐらい、知ってるでしょ?」

一歩、また一歩。

絹旗「……ッ」

麦野「なぁ、絹旗」

震える絹旗の前に立ち、その瞳に殺意しか存在しない超能力者は言う。

麦野「テメェがなんの為にそこのボロクズを助けようとしたのかは知らないよ?」

けどさ

麦野「裏切り者には粛清を」

震える絹旗の耳元に顔を近づけ、麦野沈利は刃物のように研ぎ澄ませた言葉をそっと呟く。

麦野「さっき殺したスキルアウト共みたいに真っ二つにされたくないならソイツから離れろ絹旗最愛」

絹旗「…………」



「待てよ」



そう声を発したのは、目の前で小動物のように震える絹旗ではない。

麦野「……あぁ?」

その小動物のように震える絹旗に庇われるボロクズ――浜面仕上。

浜面「……ちょっと待て、よ。テメェら」

限界まで体力をすり減らし、最早一歩も動けるような体ではない、浜面仕上の発した言葉だった。




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