過去ログ - 「――――心に、じゃないのかな?」<br>
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◆v2TDmACLlM
[saga]
2011/09/20(火) 05:09:32.56 ID:xWIJga+F0
初春「白井さん……その、昨日はすいませんでした」
白井『あぁ……いえ、別に気にしてないですの。わたくしも少し配慮が足りなかったようですし……』
電話越しだというのに、不自然な沈黙が流れる。
初春「白井さん」
白井『……なんですの』
初春「昔、まだ私たちが小学生の頃、白井さんは教えてくれましたよね」
白井『…………』
初春「己の信念に従い、正しいと感じた行動をとるべし」
それは、白井黒子がまだ未熟で、初春飾利が風紀委員で無い頃の、小さな思い出。
白井『結局アナタ、腕立てできる様になりましたの?』
初春「ちょ、ちょっとはできますよ! 私だって成長してるんですよ!?」
白井『そう言えば頭の花が増えましたわね』
初春「し、白井さん〜……!!」
くすくすと、小さな笑いが漏れる。
軽く思い出に耽る中、初春のその言葉は唐突に放たれる。
初春「私、佐天さんを助けます」
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