過去ログ - 「――――心に、じゃないのかな?」<br>
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968: ◆v2TDmACLlM[saga]
2011/09/20(火) 05:15:53.99 ID:xWIJga+F0



浜面「…………」

そこには、浜面が聞けなかったインデックスの胸中が書かれていた。
あの日、魔術師であるインデックスに能力者になる道を示したあの日。
彼女に襲いかかっていた不安を書き連ねた言葉が、そこにあった。
これも、一端に過ぎないのだろう。全てを知っているのは多分、

  「にゃうー?」

この猫だけだ。

浜面「…………」

カタカタとキーボードを打ち、その書き込みに返事を返す。
本人が見る事になるのはまださきだろうから、これは浜面なりの決意表明だ。

浜面「……迎えにいくからな、すぐに」

言葉を書き込み、呟いたのはこの場にはいない少女へと向けた言葉。
今も地獄の底で、一人取り残されてしまっている白い少女。

浜面は向かう。ゆっくりと、だが確実に一歩ずつ彼女の元へ





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