過去ログ - 「――――心に、じゃないのかな?」<br>
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◆v2TDmACLlM
[saga]
2011/09/20(火) 05:19:49.66 ID:xWIJga+F0
上条「共通点、とかはどうだ?」
不意にそう言った上条の言葉に、再び少女が耳を傾ける。
浜面「共通点、ていうと……それ調べる意味あるのか?」
多分、上条が言ったのはレベルアッパーを使用した者に共通する事は無いか、という事だろう。
それなら答えは簡単だ、低能力、もしくは無能力者の人間が圧倒的に多いに決まっている。
上条「いや……分かりきってる事でも調べてみりゃ何か分かるかもしれないだろ?」
浜面「調べるのは俺らじゃないだろ……」
ちらり、と横目で少女を見る。
花飾りの少女は既に真剣そうな表情でパソコンに向かっていた。
初春「調べましょう。共通点。考えてみれば被害データは数日前に止まっていて、
正確な数は私も把握できてはいません」
上条「数千……超えてるんだったか? でもどうやって」
初春「あまりしたくはありませんが、学園都市中の医療機関にアクセスして、
幻想御手被害者のデータだけを抜き取って照らし合わせます」
それは俗にいうハッキングという奴ではないのだろうか。という疑問は少女の前では口に出さない。
そんな事はこの少女も分かりきっている事だろう。
初春「多分、かなり時間がかかると思います。
上条さん達もなにか自分たちに出来る事をしてもらえますか?」
切り詰めた口調で初春は言う。その目はもはや自分たちには向いていなかった。
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