過去ログ - 「――――心に、じゃないのかな?」<br>
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974: ◆v2TDmACLlM[saga]
2011/09/20(火) 05:20:53.15 ID:xWIJga+F0


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外に出てみれば相変わらず太陽の光と熱が襲いかかってきた。
なかなか風が吹かないせいもあってか、蒸し暑い。一歩足を踏み出せば汗が流れる。

そんな中、浜面仕上と上条当麻(と猫)は、

浜面「――はぁッ、はぁッ!!」

上条「ふっ、ふッ!!」

  「まてやゴラァァアァァァァァ!!!」

全速力で走っていた。

追いかけられていた。という方が正しいか。

上条「ふ、不幸だぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

浜面「ふ、ふざけんな!! なんで外で出ていきなり十数人の怖いお兄さんに追いかけられなくちゃならねぇんだ!!!」

ビュン、と風の切る音と共に背後からおおよそ現実には存在しないであろう物体がいくつも飛んできた。

浜面「しかも能力者かよッ!!!」

最悪だ。と浜面は心の中で呟く。
思い返してみれば絡まれ方から既にどうにかしていた。
後ろにいる怖いお兄さん曰く、カモに出来るレベル0がすっかり減ってしまったから。らしい。
恐らく駒場が駆逐しようとしていた無能力者狩りの一派なのだろう。
まさか自分がカモにされる日が来るとは予想外だった。

浜面「あぁぁぁぁしつけぇぇぇぇぇ!! どうすんだよこれッ!!」

上条「か、上条さん的にはこのまま撒きたいでせう!!」

浜面「賛成だ!!」

二対十の時点で言葉を交わさずとも逃げると言う選択肢を瞬時に選んだ二人の意見が一致した。
喧嘩慣れしている互いの言葉に文句は無いし、共闘して倒そうとするほど血気が盛んなわけでもない。






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