過去ログ - 「――――心に、じゃないのかな?」<br>
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983: ◆v2TDmACLlM[saga]
2011/09/20(火) 05:33:04.36 ID:xWIJga+F0


ミサカ「本実験に計算のミスやミサカの存在は欠かせません。
    まだ生きているミサカの存在を盾に取ってしまえば、一方通行は言う事を聞かざるを得ないんです」

その言葉を遠く聞き、思い出すのは昨日会った、ミサカの言葉だ。

  『……えぇ、助かるかは分かりませんでしたが。
   とミサカはあれが大きな賭け事であった事を伝えます』

自分の知らないところで、アイツは命を賭けていていた。

その事実に、思わず頭が真っ白になる。

ミサカ「あぁ、そう言えば、」

ミサカが忘れていたかの様に呟いた。

ミサカ「先日は猫の首飾りをありがとうございました」

浜面「……俺は、お前には何もやってねぇよ」

ミサカ「個体は違えど同じですよ。あのミサカも、今ここにいるミサカも」

浜面「……どういう事だ」

ミサカ「ミサカ達はお互いの脳波を能力によってミサカネットワークというものを形成しています。
    意識、視聴覚の共有や記憶のバックアップ。全てを共有する事によって、
    そこに個体差は生まれません。全てのミサカは、一人のミサカでもあるのです」

浜面「…………」

  『頂いたのはミサカですが、ミサカ自身が受け取った訳ではないので見せる事は叶いません』

浜面「…………」




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