過去ログ - 一方通行「飯も風呂もできてンぞ」番外個体「それじゃあ、あなたで」
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266: ◆3vMMlAilaQ[saga]
2011/04/17(日) 01:43:23.81 ID:BAONOHRVo

「ぃ、」

「はっきり」

「……――い、った」


注意していないと聞き逃してしまいそうな小さな声で白状する番外個体。
余程恥ずかしかったのか(正常者なら当たり前だ)、隣の一方通行の腕をぎゅっと掴んでついでに顔を隠すように埋めている。
そんな彼女にすら欲情してしまうのは流石にヤバいだろうかと懸念しつつ、一方通行はその頭を撫でてやる。


「……っ、ひどいよ。ミサカのこと、いっつもそうやって意地悪して」

「オマエの反応面白ェンだよ、仕方ねェだろ」

「ばっかじゃねぇの。……ね、ミサカちゃんと言えたよ。ご褒美ってやつはくれないわけ?」

「ご褒美、ねェ……」


こくんと頷いて、番外個体は一方通行を見上げた。
その瞳は貪欲に彼を求め、それでいて羞恥にゆるゆると涙の膜が揺れている。


「うん。……着陸する前に、ね? ちゅう、しようよ」

「……チッ、おねだり上手になりやがって」


一方通行の腕に抱きつきながら彼を上目遣いに見つめる番外個体の顎がくい、と持ち上げられる。
そのままぴったりと、空気が入り込むことすら拒むかのように唇と唇が重なった。
初めて『コレ』をした時は愛撫を受け止めることで精一杯だった番外個体も、必至に舌を絡ませて。
公共の場という背徳的な環境の中で、最後にこくんと卑猥に唾液を呑み込んだ。


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