過去ログ - 一方通行「飯も風呂もできてンぞ」番外個体「それじゃあ、あなたで」
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275: ◆3vMMlAilaQ[saga]
2011/04/17(日) 01:53:38.91 ID:BAONOHRVo

「……、何かすごい距離とってない?」

「気のせいだろ」

「じゃあそっち行っても良いよね、ミサカとくっつこうよ」

「おわ!? 馬鹿こっち来るンじゃねェ!」


それなりに広い浴槽の中で逃げ回る一方通行。
こうなると番外個体も意地になって、


「最終信号とは仲良くおふろ入ったんでしょぉおお!? なのにミサカは駄目ってかこのロリコン!」

「アイツはまだガキだろォが! オマエとは違うンだよ!」

「何それロリコン認めてんの!? ミサカよりもつるぺたの方がお好みだなんてっ」

「ちげェよ、何でそォなる!? ……だから、泣きそォなツラしてンじゃねェ」


そう言われて初めて、彼女は自分がそんな顔をしていることに気が付いた。
それを自覚すると、淋しいような、哀しいような。よく分からない思いに胸がざわつく。


「あー……ほら、こっち来い」

「で、でも、あなたは……。……良いの?」

「ン」

「えへへ、じゃあ……お邪魔します」


6、7センチほど隙間を空けて、番外個体が一方通行の隣に膝を抱えるようにして座る。
入浴剤が入っているために水中は見えないが、それでも一糸纏わないでいることに変わりはない。
隣の自分が異性であることを分かっているのかと、一方通行は疑問に思った。


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