過去ログ - 旅芸人「遂に魔王が蘇った！」 -SS速報VIP

過去ログ - 旅芸人「遂に魔王が蘇った！」

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123:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[saga]
2011/03/21(月) 22:27:55.12 ID:fPOtAFsho
勇者「どういう事だ……？」

「詳しく知りたければ本人に聞くといい」

「我を、剣をそのカビの塊に突き刺せ」

以下略

124:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[saga]
2011/03/21(月) 22:30:46.28 ID:fPOtAFsho
勇者「じゃあ……いくぞ」

「最後に。この僧侶という者に二つ伝言を頼む」

「お前が撤退してから間も無く目覚めるまでの経緯と」

以下略

125:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[saga]
2011/03/21(月) 22:34:34.50 ID:fPOtAFsho
勇者「……何だかんだで、色々と有難うな」

「気にする事は無い。むしろこちらが礼を言いたい。お前を駒にしたのだからな」

勇者「俺なんかで駒になるならいくらだってなるさ」

以下略

126:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[saga]
2011/03/21(月) 22:42:00.57 ID:fPOtAFsho
……
僧侶「……あれ、ここは……？」

勇者「お早う、僧侶」

以下略

127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[saga]
2011/03/21(月) 22:45:45.55 ID:fPOtAFsho
僧侶「……んー長話をしてもいい？」

勇者「俺が嫌だと言うとでも？」

僧侶「ふふ、そーね。あたしはさ、転生の巫女なんて言われててずっと生きてるみたいな事を言ったけど」

以下略

128:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[saga]
2011/03/21(月) 22:52:09.55 ID:fPOtAFsho
僧侶「毎回二人に分かれる時に必ず言われる事があるの」

僧侶「あたし達は魔物の王を倒す為に生きなくっちゃいけない。その命も魔物の王が復活する事無く、無駄に終わる事もあるだろう」

僧侶「だからこそ、目的の為に使われるこの人生の中で、小さくても何でもいいから幸せを見つけなさい……って」

以下略

129:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[saga]
2011/03/21(月) 22:57:36.48 ID:fPOtAFsho
僧侶「彼女の死を辱めるのではないだろうか……彼女の決意を傷つけるのではないだろうか……」

僧侶「そんな事を考え出したら、一歩も前に進めなくなったわ」

僧侶「でも、そんな時に現れたのが貴方達だった」

以下略

130:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[saga]
2011/03/21(月) 23:02:53.71 ID:fPOtAFsho
勇者「それと……こういう時に非常に言いにくいのだが……」

僧侶「何？何でも言っちゃいなよー」

勇者「何故僧侶が死ぬ必要が？というか僧侶は何者なんだ」

以下略

131:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[saga]
2011/03/21(月) 23:09:10.14 ID:fPOtAFsho
僧侶「まあいいけどね。んー本来の姿がアレの説明した方が早いかな」

僧侶「あたしは事実上、最後の純血の魔族だからね。昔の魔族には、本来の姿は人外であるのは珍しくなかったのよ」

勇者「それって満月になると狼男になるとか、か……？」

以下略

132:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[saga]
2011/03/21(月) 23:13:51.68 ID:fPOtAFsho
僧侶「その辺りは置いておいて、であたしの本来の姿だけど、ありとあらゆるものに寄生しエネルギーを吸い尽くす」

勇者「それは分かっているが……確かに魔王は強かったが……」

僧侶「あれが何度も復活する理由がね、ここを中心とした魔方陣の効力によるものなの。それこそ本当の転生術よ」

以下略

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