過去ログ - 【負け】はまづらＶＳむぎのん ﾌｧｲﾅﾙﾘﾍﾞﾝｼﾞﾝｸﾞﾏｯﾁ､ｸﾗｲﾏｯｸｽﾚﾎﾞﾘｭ-ｼｮﾝﾌｨﾌｽｼｰｽﾞﾝ
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132:しょーちゃん ◆QsM9ueLMyk[sage]
2011/03/21(月) 18:53:58.90 ID:GT3eyBaDO
｢ｯｯくっ!?｣


その囁くような声に、全身から冷や汗が噴き出した。

浜面は進んで来た道を全力疾走で戻る。


最初の部屋がある地点を通り過ぎ、さらに奥へと必死に駆けて行く。


｢…見ぃーつけたぁー｣


その呟きを浜面は聞いていない。距離が離れているからか、…もしくは声に注意がいかない程に必死なのか…。


そして、次の瞬間には真っ白な破壊の光が放たれていた。


ゴバァッ！と通路上にあった瓦礫やゴミ等を薙ぎ払いながら、真っ直ぐに光線は進む。


突き当たりの壁を消し飛ばして、ようやく破壊の光は消える。


｢………脇に逃げたか、相変わらず運の良い奴ね｣


麦野の言う通り、光線の射線上に浜面の痕跡は無かった。


(……当たれば、まぁちぎれた肉の一部位は残るはずだしね)


麦野は再び浜面を捜して歩き始める。


その顔には深く、笑みが刻まれていた。

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