過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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13: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/03/19(土) 19:11:17.38 ID:H8ixk1I90

〜〜〜


脱線したが、話を戻そう。
今、一方通行と番外個体は黄泉川愛穂の自宅へ向かう旅路の途中だ。
ゼロ距離でいつまでも睨み合ったままでは話が進まない。


「………もォ何でも良いから早く行くぞ。黄泉川やクソガキが待ちくたびれてる」

「………ふん」


ひとまず停戦にし、二人はまた肩を合わせたまま歩を進めた。
こんな風にくだらない小競り合いで時間を費やすのはもう何度目か。数えるのも馬鹿馬鹿しかった。


この日は番外個体を初めて黄泉川愛穂、芳川桔梗と対面させる予定になっている。
その背景にはさして重い事情がある訳でもなく、単に彼女達が“一方通行の保護者”として在った
過去もある以上、好奇心が芽生えない筈もないというだけの根底だった。そして現在も打ち止めの
世話役を任せている立場の一方通行は彼女達の誘い(強制)を断りきれなかった。

嗚呼、本当は嫌だった。だが世の中は汚く展開するものだ。打ち止めは「連れて来てーー!!」の
一点張り。番外個体も「あなたの保護者なら一度挨拶しとかなきゃ。お世話になってる身だしね」
と、もう彼の意向とは一切関係なしに話は展開してしまった。
ここでごねた所で見苦しい様を延長させるだけだ。一方通行もそのぐらいは理解できていた。

家を出た辺りで黄泉川に電話したところ、『今日はご馳走だから楽しみにしてるじゃんよ』との事。


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