過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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◆jPpg5.obl6
[saga]
2011/03/30(水) 20:33:17.53 ID:lsEBpjWb0
―――
白井黒子と隣りには意外な人物がいた。
「でね、ミサカは遊園地とジャンボパフェのイベントがただで入手確定されているのに、一体その日は
いつやってくるのかなぁ!? ってミサカはミサカは更に愚痴を零してみたり!」
「日頃のストレスと格闘中なのはよく分かりましたから、どうか落ち着いてくださいな」
二人が並んで歩くはファミリーサイドと風紀委員第百七十七支部の丁度中間に位置する雑踏。
下校中の学生が往来する最中、打ち止めはたまたま遭遇した黒子に対し、さっきからこの調子である。
酔っ払いに絡まれるよりは遥かにマシどころか、崇拝の域に属する御坂美琴の遺伝子を受け持つ少女の
愚痴には何の苦も感じない。
だが、何事にも限度やら境界線やらが実在する。それが特殊な性癖を抱える白井黒子であったとしても。
会ってから十分間、止まることを知らない愚痴マシンガンの嵐に黒子は疲れを意識しつつあった。
だが勿論、無下な扱いまでは至らない。この幼い身体にしてはあまりに膨大な不満を抱えている打ち止め
の実態に少々気後れしてしまっただけだ。
内容の理解はマシンガンの一発一発観察する並に困難を極めた。要するに速すぎて殆ど拾いきれなかった。
そんなうららかな午後を彼女らは共有していた。
「打ち止めさん……? 落ち着きましたの?」
愚痴が一時止んだのを不審に思った矢先、
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