過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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◆jPpg5.obl6
[sage saga]
2011/03/19(土) 19:14:48.31 ID:H8ixk1I90
「確か家賃の何割かは援助されてるっつってたな」
「へえ……、それは景気に希望が持てる話だね。国自体は不況だって聞いてるけど」
「こンな場所で経済の話か? 興味ねェっつの」
「う〜ん、ミサカでもオートロックの解除は難しいかも…」
「オイオイ、やめろ。インターホンの意味ねェだろォが」
オートロックに手を翳して何やら苦闘している番外個体を窘める。
上機嫌な黄泉川の応答と共にドアは開錠されるが、番外個体の興味心は更に加速した。
「ほ〜〜〜……へ〜〜〜………うわぁぁ…」
「あンまキョロキョロすンな、みっともねェ。まるで田舎から上京して初日みてェじゃねェか」
子供と接するのに心得がある一方通行は冷静に直喩を用いて対処する。初めて二人がデートした時
も番外個体は最先端技術の公開ショーにやたら目を輝かせていた。どうやら予めインプットされた
知識と実際に目視した時の違和感が感激の素となるらしい。ミサカネットワークから切り離された
番外個体に妹達から新しい情報収集が送られるのはもう実質不可能なのだ。よって、今の彼女には
“負の感情”は勿論の事、個体同士の新たな記憶や通信映像、感覚認識共有機能も断絶されている。
皮肉な事情の果てかもしれないが、別の言い方をすれば番外個体は『確立された個体』として今を
生きているのだ。
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