過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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◆jPpg5.obl6
[sage saga]
2011/04/03(日) 20:14:53.32 ID:4SEpmCJp0
「いやあ、そういうわけでもないんだけどさ………あー、19090号、パス。あとよろしく」
推測と勘次第では、てんで的外れな解釈を生みそうな展開になってしまう。
細かい気の配りが求められる説明役を嫌った番外個体は、責任を隣りの個体へと押し付けた。
「ちょっ!? え!? ななな……! と、ミサカは唐突なキラーパスに思わず心臓が止まりかけます……」
託された19090号は大きく動揺した。というか、先ほどから妙にそわそわしっ放しな気がする。
原因は言うまでもなく上条の存在のせいなのだが、上条当人はそんな彼女を「気難しい妹もいるんだな」程度
にしか認識していなかった。
面倒事を姉個体に回した番外個体は注文したコーヒーを啜り、完全にお寛ぎモードへ突入していた。
美琴は俯いたまま何かブツブツ呟いていて正直怖い。
普段に輪をかけて弱々しく細々とした声が第三次製造計画について説明してくれている。聞き取れなくて半分
も理解できない。挙句の果てに赤面されて電撃が飛んできた。だが所詮欠陥電気。美琴ほどの威力は到底無い。
じーっと注目していたのがどうにも悪かったみたいだが、そんなこと知るか! というのが上条のもっともな
言い分だ。ついでに彼はこうも語る。「電圧の問題ではない!」と……。
最後まで上条は計画の詳細をキッチリ掌握できなかったが、特にこだわらない。
経緯はどうであれ、今ここに彼女は生きている。そしてこれからも生きていける。
上条にとっては元々それだけで充分だったのだ。こと難しい闇の真相までは知識に入れたいと思わなかった。
「……まあ、見た目的には打ち止めと相反したようなモンだし、特に気にする必要もないのか……? ってか、
御坂さん? だんだん貴女の未来形やら過去形やらが綿密に露呈されてきましたよ? 昔のアルバム公開
とは比べ物にならないくらいに」
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