過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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196: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/04/03(日) 20:30:13.91 ID:4SEpmCJp0


「何だァ…?」


やがて合流を果たした少女たちは勝手に再会を分かち合い始めた。

「急にいなくなるから心配しましたのよ!」と、やたらオーバーな白井黒子。

「はぁ……はぁ…」と、急激な運動で息が切れ、未だ整う兆し無しの初春飾利。

「……ねぇ、後ろの人って……だれ?」明らかに怪訝な視線を打ち止めの背後へ注がせるのは
 佐天涙子。


一方通行は雲行きが怪しくなる予感を覚えずにはいられなかった。まずい、何かがまずい。
脳が命令を送信する前にその予感は早くも的中してしまう。

「……ほぉ、もしかして誘拐ですのね? そうですのね! 運の悪いお方ですこと。わたくし
 は風紀委員(ジャッジメント)ですの!! 誘拐未遂の容疑で貴方を拘束させてもらいます!」

怪訝、どころではない完全な敵意が一方通行へ向けられた。
確かに状況だけ取ってみればそう見えるかもしれないが、ここまで人の話を聞かずにいきなり
拘束とは……。

「こンなのが風紀委員だァ? ……学園都市もいよいよ末期だなオイ」

そう零すしかなかった。
これをしかと耳に入れた黒子が気を荒立てるのは決して不自然ではない。


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