過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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201: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/04/03(日) 20:41:18.72 ID:4SEpmCJp0


低く、重く、調子のガラリと変わった凍てつく声が少年の口から発せられ、三人の心臓をドクンと揺らした。
ほぼ同時に寒気がゾクリと全身を走り、凍りついた表情で一方通行を見つめる少女たち。

彼女たちはまだ知らない。

この半端ではない威圧感を演出している少年の正体を。
崇拝してやまない御坂美琴より、更に高い位置に君臨している事実を。

現時点で分かっているのは、この紅い瞳に白髪の少年は只者ではないという事のみだ。
“関わったらヤバイ”彼女達の本能が無意識にそう警告した。


「………手間を取らせたのは詫びる。別に脅したりどォこォするつもりはねェンだ。すまなかったな。
  ただ、こンなガキでも良かったら、これからも是非仲良くしてやってくれるとコッチとしても助かる」


得体の知れない不気味なオーラを解除した一方通行は、穏やかな空気を再び戻して述べた。


「行くぞ、打ち止め」


打ち止めに一声だけ呼びかけて、その場から去っていく一方通行。


「あ、待ってよぉ! じゃあ、またねお姉さんたち! ってミサカはミサカはお別れの挨拶と共に手を
 振ってみたり!」


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