過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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225: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/04/06(水) 20:36:58.77 ID:EpQqUMcy0


「…………ッッ!!」


ボフン! と頭に爆発音が響き、同時に煙が発生する。
赤面で済ますには些か生易しいリアクションだ。
猫に侵食されたから足掻いていたなどと馬鹿正直な言い訳ができる精神状態ではない禁書目録は、
とにかくまず拳を震わせてから上条をロックオンする。


「え? なに? 待って、マジで把握できないんですけど!?」


「―――――とうまァァァああああああああああっっ!!!」


気合一閃で三毛猫を修道服洞窟から追い出し、最大の武器である前牙を最大限に唸らせる。
彼女の感情を昂ぶらせた時は大体いつもこのパターンだ。
すぐさま上条は交渉しようと悪足掻きに打って出るが、遅かった。


「待てインデックス! 穏便に、どうか切に穏便な対処を所望しッ――――んぎゃあああああ!!!!」


希望に縋るも、虚しく咀嚼される上条。
美琴もなんだかんだ口実を駆使してやっと上条宅にお呼ばれまで進展したというのに、感動する暇
すら与えられなかったことに不満が隠せない。上条の悲鳴と美琴のため息が平行して綺麗なハーモニー
を奏でた。

この時点で、様々な意味で先が思いやられそうだ。と美琴は心中で呟かざるを得ない。


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