過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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301: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/04/12(火) 00:13:27.84 ID:7MmK4SJe0


「心配なのはよく知っています……。ですが、堪えるしかありません。それが彼の選んだ道なのです
 から、ミサカは愚か、あなたでも立ち入ることは敵わないでしょう……。ミサカ達が一方通行に抱く
 感情は上位個体や番外個体に比べて軽いものでしかありませんが、それでも願おうと思います。この
 ミサカでもできる唯一のこと……」

「願……う……」

「祈りましょう。いつか一方通行も含めた皆が、一切の汚れや乱れた秩序のない場所で、笑いながら
 過ごしていける日を。………それが、このミサカも好意を持つ“あの方”の願いでもあるのですから」

遠い目で虚空を見ながら、優しい唄でも歌うように語り続ける下位個体。
打ち止めの表情も、幾分落ち着きが戻っていた。

「……あの人、言う事聞かなかったミサカのこと……怒ってるよね。ってミサカはミサカは自嘲気味に
 笑ってみたり」

「謝るしかないですね……。間違いや失敗や正しくない判断は全ての人間に付き纏うものです。だから
 世には“謝罪”という言葉があるのでしょう。と、ミサカは悟ったように呟きます」

普段とはずいぶん違う様子で子供をあやす19090号。番外個体が見たらきっと面食らうだろう。

「それにミサカの勘が正しければ、一方通行は上位個体に対してもう怒りは感じていないかと思います。
 と、ミサカは何となくですがそう推測します」

「そう……かなぁ?」

それでもやっぱり不安そうな打ち止め。
するとそこへ―――――。


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