過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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320: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/04/15(金) 20:16:47.63 ID:LvToF1A+0


「あっ!?」

「ご苦労さまです、じゃねェンだよコラ。要するに俺はただの無駄足だったンじゃねェか!」

反逆の火蓋はここで切って落とされた。
これ以上ないほど的確に隙をついてやった。

一瞬何が起きたかも判らないまま、一方通行がさっきまで寝そべっていたソファーに成す術なく押し
倒される番外個体。
その絵面は寸分前とは綺麗なくらいに真逆だった。
身体の位置が入れ替わった事実を遅れながらも把握できた番外個体はひとまず口を動かす。

「ちょっ……」

何か言おうとするが、それは叶わなかった。出かけた声が強制的にストップされたとも言う。
自分の真上で少年は、意地悪を思いついた子供に類似した笑顔を曝け出していたからだ。
背筋が一瞬凍ってしまう錯覚を味わった。

「!!??」

咄嗟の、しかも予兆すらない完璧な不意打ち。おまけに不気味さ溢れる彼の笑み。
心が大きく乱れてしまうのも何ら不思議ではなかった。

「ククク……、ちっとばかし躾してやンねェとなァ。この俺を上手く尻に敷いてるつもりだったらしい
 が、そォは問屋が卸さねェンだよ」


「………ふーん」


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