過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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396: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/04/23(土) 19:48:52.13 ID:6fU7aQkz0


――― 



「ありゃりゃ、なんだか足下がおぼつかない様子に見えるけど?」


降り口の階段でニヤニヤしながら伺ってくる番外個体が厚かましく感じた。
しかしそれを言葉にした瞬間、この弱った体に更なるダメージが付加される未来は予知能力者で
なくとも予知できる。


「っきしょうがァ……頭がぐわンぐわンしやがる。殺人マシーンの一種かよありゃあ。死者が出
 てもおかしくねェぞ」

「自身の貧弱さから目を逸らすなって。っつか免疫なさすぎ! しょっぱなからそのザマじゃあ、
 先が思いやられるね」

「ほざけ。誰だって初見には泡吹かされるモンだろォが」

「このパターンは単にあなたが脆いだけじゃん」


腕に絡みつく番外個体の腕。肩を借りるような形で支えられているのは苦肉にも幸いだった。
一方通行が能力に頼りきった道程の代価は、上条当麻が実験を阻止した段階で既に立証されている。
能力に頼れない境地に立ってからは暗部生活で自衛技術を少しは磨いたと言っても、やはり簡単に
肉体は強化されてくれなかったようだ。


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