過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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◆jPpg5.obl6
[sage saga]
2011/04/23(土) 20:04:43.44 ID:6fU7aQkz0
渋々頷いた番外個体。道から逸れて少し歩いた先にお手洗いの看板がある。
モゾモゾする打ち止めの手を引き、一旦一方通行と別れた番外個体は案内板に従う。
「漏らすなよ、最終信号」
「ミサカはそこまで子供じゃないもん! ってミサカはミサカは背筋をピーンと伸ばしてみる!」
二人の楽しげな声を背にし、一方通行は少し先に見える園内レストランへと足を近づけた。
「………………」
騒がしく賑やかな二人から離れ、一人になるとどうも妙な感じだ。
周囲は相応に人が混み合っているのに、何故か静かに思えてしまう。
不思議な感覚を体験しつつ、一方通行は屋外タイプの客席の一角を陣取るために移動を続けた。
昼食時のピークともあってか空席を見つけるのに少々手間取ったものの、何とか三人掛けの席に
腰を落ち着けることができた。天気は快晴で屋外にはもってこいな上、パラソルもキッチリ設け
られているため、陽射しが嫌いな一方通行でも快適な気分で女子二人を待てる。
気温も適度で、油断するとうたた寝してしまいそうだ。
(注文は中まで行かなきゃいけねェのか……。なら、あいつらが来るまで待ってりゃいいか)
そんなことを思いながらぼんやりと時を過ごす。
仲睦まじげなカップル。
小さな子供の面倒に手を焼きつつも幸せそうな家族。
勉学という名の拘束から解放され、これでもかというくらいに休日を満喫している学生のグループ。
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