過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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442: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/04/28(木) 21:44:26.42 ID:twZfxaNF0


「ワケわかんねえか? 何で俺が突然目の前に現れて、何でテメェの足を止めようとこうやって命
 張ってんのかが……。呑気なモンだよなぁ、第一位よぉ」

「オマエが何の血気に駆られてるかは知らねェがなァ……、言ったはずだ。今、俺にはどォしても
 外せねェ用事があンだよ。詳しい話は後でいくらでも聞いてやるから、とりあえずそこを退け」

「悪いが、今のアンタを信用することはできねぇ。いやでも俺に付き合ってもらう」


「………今のは最終通告だ。こっから先は、洒落や冗談じゃ済まねェぞ?」


「好きに選択しろよ。言っただろ? ……俺の覚悟はとっくに決まってんだ。後に退くつもりは
 これっぽっちもねえよ」


「チッ、馬鹿が……」


もはや、これ以上の話し合いは不毛のようだ。
浜面は元より、とうとう一方通行もその空気を察知してしまう。

彼に構わず無視し、能力の行使によりこの現状を打破しようとも考えていた。が、もうその
気も失せてしまった。

何より、浜面が放つ鬼気迫った威圧感がそれを許さなかった。仮にそちらを選んだとしても、
今の浜面なら、無関係な一般人を利用してでも一方通行の進行を妨げようとするだろう。
浜面の真剣な瞳からはそんな覚悟さえも感じられた。こうなっては、迂闊な強行に及ぶわけ
にもいかない。


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