過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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461: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/04/28(木) 22:25:16.83 ID:twZfxaNF0


「あっそう、だったら即急に能力使えなくした方が良さそうだね。このまんまじゃいらない
 ストレスが溜まっちゃいそう」

身構える番外個体を前に、黒夜はまだリラックス体勢を解かない。余裕の表れか、それとも
単にナメ腐っているのかは断定しきれないが、不愉快なのに変わりはなかった。

だが、この局地で番外個体も黒夜と似た類の薄ら笑いを見せる。

「何笑ってンだよ? いっちょ前に恐怖でも通り越した?」

「いやあ、ただね……」

胸の内を自白するように、番外個体は妖しく輝かせた瞳を一点に絞った。
そこへ向かって、言葉を投げつける。

「判りやすいぐらいにあなたも根が腐ってるようで安心したんだよ。どうやら躊躇ってやる
 必要性は皆無みたいだし」

「ふン、量産から突起した程度の造形品に言われる筋合いはねェよ」

「ホント、残念だわ。あなたとは是非とも違う形でお会いしたかった。そしたら、きっと
 このミサカとは良いお友達になれただろうね」

「ははっ、それについては同感だな。アンタとは色ンな意味で話が合いそォだわ。けどな、
 私は自分が“科学の犠牲者”だと意識した事はねェ。私の居場所なンてハナっから“ここ”
 しかねェのよ。アンタと違って、平和に浮かれて堕落するよォな人生は真っ平なのさ!」


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