過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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532: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2011/05/11(水) 23:01:25.24 ID:bnE8ajSE0


「あァ……? 何だよ。どォしたってンだ?」


二人を交互に見ながら深く追求しようとする一方通行。
そんな中、浜面が人相とは裏腹の冷ややかな声を発する。


「アンタ……、よく堂々とあいつの名前が出せるよな。マジで何にも知らないのかよ?」

「だから訊いてンだろォが。俺には何がどォなってンのかがサッパリなンだよ。オマエが俺を
 許せないって言った事と、何か関係があるのか?」

「っ……何でだよ」

「……!?」


浜面が悔しさを噛みしめる様子に嫌な予感が走った。
思えば初めて出会った時もロシアで遭遇した時も、この男は一人の少女のために奮闘していた
記憶がある。無能力な自分を必死に奮い立たせ、大切なもののために勇敢な姿勢を貫く。
それが浜面仕上という人間だ。

彼の動力源と言っても過言ではない存在のはずの少女、『滝壺理后』。

何故彼女が不在なのか、それがずっと気に留まっていた。
そして、そのことが浜面の怒りの直結となっているのは何となくで予測できるが、肝心の過程
が一切解らないのでは罪の意識にとらわれる事もできない。

たとえ逆効果になるとしても、彼等との関係が悪化するとしても、一方通行は真実を追究した
いと心から願った。


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