過去ログ - 一方通行「俺が一生オマエの面倒見てやる」番外個体「……うん」
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◆jPpg5.obl6
[sage saga]
2011/05/18(水) 20:51:03.33 ID:3usc0sm90
「………いいと思うわよ? このまますぐ部屋を出て敵と遭遇しちゃったら折角の厚意を踏み躙る
だけに終わっちゃうし」
「……じゃあ、お言葉と厚意に甘えさせてもらうかなっと」
そう決定し、座布団に腰を下ろす番外個体。打ち止めもチョコンと座って寛ぎモードになった。
結標はそんな彼女等に微笑みながらキッチンへ向かう。
「今お茶淹れるわ。それと、良かったら何か食べてかない?」
「あなたが作るの?」
「あら、他に誰が作るのかしら?」
「ミサカ、お腹空いちゃった。ってミサカはミサカは腹の虫をグーグー鳴らしてみる」
「ふふふ、いいわよ。すぐ作るから待ってて」
「料理得意なんだ?」
「これでも最近は自信ついてきたのよ。期待してくれて結構」
目をキラリと光らせる結標だが、この自信がフラグを立てている事に気づかない。
そして番外個体と打ち止めも、この端麗で秀逸なオーラを放つ結標がそんなお約束展開を厳守する
など夢にも思わないだろう。
その幻想は、一口目を食べた辺りでぶち壊された。
ちなみに、この時結標が最初に放った言い訳はこうである。
『あれ? これ塩だとばかり思ってたけど……、よく見たら砂糖じゃないのよ!』
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